トイレトレーニング 進め方

　トイレトレーニングを始める時期は、一人で歩くことができるようになる１歳から２歳にかけて、とよく言われます。

 

　昔は布おむつを使っていたこともあり、早くトイレでおしっこができるようになってもらわないと家事の負担が大きいため、かなり早い時期からトイレトレーニングを行っていたそうです。そのため、姑さんや実の母親と同居のママは、けっこううるさく言われるんじゃないですか？

 

一定の時期に始めなければならない、はウソ

　実際には膀胱の発達に個人差があるということも分かっており、あの子がオシメ卒業できたから、この子もオシメ卒業できないとおかしい、というような考え方は古いものと言えますね。トイレトレーニングを始めても、なかなかうまくいかないときには、ひょっとしたらまだ膀胱が十分に発達していないのかもしれないと思って、ゆっくりと構えてみてください。

 

　膀胱は排尿までの間、おしっこを貯めておく器官です。おしっこの感覚が２時間とか３時間というように、一定の間隔が空いてくる、というようなことが感じられれば、膀胱が発達してきた兆候かもしれません。

 

　また、おしっこで濡れたおむつを自分で触るなど、おしっこが出たことについて意識する様子が見られれば、そろそろトイレトレーニングの時期だと考えてもよいかも知れません。